モバイル市場の成熟。フィンテックによる革新で、金融業界にも機運。
起業後、2~3年経過したアーリーステージ企業は、事業の成否が分かれる重要な時期にあります。一気に製品やサービスがヒットして急成長を遂げる企業もあれば、資金不足で廃業する企業もあります。このステージの企業は、設備投資やコア技術の開発など、多額の資金が必要であり、限られたリソースで多くの障壁を乗り越えていかなければならない大変な時期ですが、「会社を創っていく」という起業の醍醐味にあふれた時期でもあります。
業界で見ると、トレンドをリードしてきたモバイル業界(EC、アプリ、SNSなど)では、GREE、DeNA 、LINE、メルカリなど、大企業が次々に生まれ、成熟が見られます。また、金融業界など、長く規制に守られてきた業界にも革新が起こる余地があります。特にFintech領域では、新しいテクノロジーやビジネスモデルを持ち、業界にインパクトを与えうるアーリーステージ企業が、大手金融機関から投資を受けるケースが目立っています。
組織が未分化な中で最大限のことをやり切るタフな人物
起業から数年で爆発的な成長を目指すアーリーステージ企業には、それまでの業界の構造を前提から突き崩すような革新的な事業モデルで、全く新しい付加価値を提供していくことが求められます。一方で、周辺を取り巻くビジネス環境や、サービス立ち上げ時に想定していた前提条件の急変に機敏に対応し、戦略や戦術の練り直しを行っていく必要もあります。そうした企業では、経営企画、財務、営業、広報・宣伝といった幅広い業務を、少数精鋭で請け負うことができるようなタフさとスキルを持つ人材、そしてアイデアを形にしていく上で有用なネットワークを持っている人材が求められます。
アーリーステージ企業の案件例
レイノスのスカウトは、企業の社長からの直々の依頼に基づくものです。
したがって原則、移籍交渉はクライアントである社長が直接行います。