少子高齢化に打撃を受ける業態も
東日本大震災の影響により一度落ち込んだサービス業の業績は、全体的にみて回復基調。しかし、分野によってその度合いはまちまち。ゲーム、SNSなど情報通信業は軒並み好調。また、景気回復に伴い各所で人材の需要は増しており、人材サービスも好調です。一方で、教育、ウェディングは軟調傾向。教育分野においては、子どもの教育にかける親世代の選択眼が厳しくなっており、学習塾では集客力を伸ばし続けられるか否か、優勝劣敗が明確になっています。ウェディングでは、婚姻件数の減少、招待客を抑えた低コストの挙式や披露宴を行わないスタイルの増加が響いています。
外食は、ファストフードがここ2、3年で復調傾向にあり、業界をリードするマクドナルドも不採算店舗の整理、ポケモンGOとのコラボなどの経営改善策が奏功しています。一方で、資金繰りに詰まり、虎の子の介護事業を切り売りしたワタミなど、居酒屋業態の足取りは全般に重くなっており、業態により明暗を分ける結果となっています。広告はデジタル媒体への傾斜がさらに進み、既存の紙媒体等は伸び悩んでいます。
落ち込む業態に刺激を与える店長やSVにニーズ
外食では、居酒屋や高単価商品の多い旧来型のファミリーレストランなどが苦戦を強いられており、新しい風を吹き込む店長やSV、新しい業態を開発できるような人材を求める声が挙がっています。売り上げ向上、コスト管理などといった店舗マネジメントスキル、接客スキルを持つ人材はもとより、既存の概念を打破する発想とパワーで新規業態開発ができること、頭の回転が速く、実行力があること、そして人好きであり、人に元気を与えられることなどといった素養を持つ人材に白羽の矢が立っています。
サービス業界(広告含む)の案件例
レイノスのスカウトは、企業の社長からの直々の依頼に基づくものです。
したがって原則、移籍交渉はクライアントである社長が直接行います。